北陸 ゴールデンウィーク後半の天気 5日まで行楽日和 6日~7日はメイストームか
5日(日・こどもの日)まで行楽日和 熱中症には注意
ただ、日中の気温が上昇します。特に5日(日・こどもの日)は、高気圧の中心が東海上へ移動し、北陸地方には南寄りの風が入るため、気温が上昇しやすくなります。
5日(日・こどもの日)の最高気温は、福井で30度と真夏日となり、長岡でも29度と真夏日に迫る暑さとなるでしょう。その他も各地とも25度以上の夏日となります。
この時期は体が暑さに慣れていない時期のため、熱中症には十分に注意して下さい。屋外での観光は適度に休憩をとり、水分をこまめに補給するなどの対策を心掛けましょう。
連休最終日~連休明けはメイストームか
既に紫外線に注意が必要な季節となっています

太陽高度(南中高度)は、冬至の時期が最も低く、春分・秋分の日がほぼ中間、夏至が最も高くなり、太陽高度が高くなればなるほど、紫外線が強まります。この時期は春分の日も過ぎて夏至の日に向かって太陽高度が高くなる時期で、5月5日の金沢の南中高度は69.8度となっています。これは、8月10日頃の南中高度と同じで、晴れれば8月上旬並みの日照の強さとなることを意味します。
また、標高が高くなればなるほど紫外線が強まります。気象庁によると、一般的に、標高が1000m高くなると、紫外線の強さは約10%増加します。雪の大谷のある立山室堂では、標高が2450mですので、平地より約25%も多く紫外線が降り注いでいることになります。
さらに、地面からの反射にも注意が必要です。この時期の立山は一面の銀世界です。紫外線の地面からの反射率は草地や土では10%以下、アスファルトでは10%、湖など水面では10~20%程度となっていますが、雪面は80%にも達します。
また、湿度が低く、大気が澄んでいると紫外線が強まる傾向にあります。
この時期は真夏の時期と比べると気温が低く、紫外線の強まりは実感しにくいため、油断しがちになりますが、身体がまだ紫外線に慣れておらず、皮膚の炎症等が発症しやすい時期になります。お出かけされる方は、帽子や日焼け止め、サングラスなどで対策を行いましょう。