関東 大雨ピークは夕方~夜のはじめ頃 沿岸部では横殴りの雨も 道路の冠水など警戒
2024年11月02日14:01
西日本で猛烈な雨 警報級大雨エリアは東へ
九州の雨は今日2日昼前に止んできましたが、昼頃からは警報級の大雨エリアが中国・四国に移ってきています。愛媛県では、レーダー解析で約100ミリ以上の雨が降ったとして「記録的短時間大雨情報」が相次いで発表されました。
1時間雨量の日最大値は、松山空港で78.5ミリ、松山市で78.0ミリ(ともに11時27分まで)と、観測史上1位の値を更新しました。
雨雲の動きは早いため、このあと中国・四国の大雨は昼過ぎにかけて、近畿・北陸・東海は昼過ぎ~夕方にかけて、関東は夕方~夜のはじめにかけて、局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るでしょう。大気の状態が不安定なため、落雷や竜巻などの突風に警戒が必要です。
関東 夕方から急に雨・風強まる 道路冠水など警戒
明日3日・4日は行楽日和
今日2日(土)は、元台風21号が持ち込んだ暖気の影響で西日本の太平洋側は雨でも気温が高く、宮崎市で最高気温31.0℃を観測(11月1位の値を更新)するなど真夏日となりました。一方、東京都心は朝から気温が15℃前後と、ほぼ横ばい。上着がないとヒンヤリ感じられます。明日3日(日:文化の日)は、東京都心の最高気温は22℃と、日中は上着なしで快適に過ごせそうです。東海から西では、所々で夏日となるでしょう。朝と日中の気温差が大きくなるため、重ね着など服装で上手く調節しましょう。
季節外れの大雨に警戒 街中の危険箇所
①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。
②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。