暑さのち警報級大雨の恐れ 明日は西日本 週明け月曜は東海や関東など東日本~北日本
2024年05月11日12:23
北陸 正午までに最高気温30℃以上の真夏日を観測
【正午までの最高気温(実況:速報値)】
石川県加賀市中津原 30.2℃
沖縄県西表島の上原 30.0℃
この後も更に気温は上がり、全国の約5割以上で最高気温25℃以上の夏日予想。長野31℃、山形や福島、松江30℃など、東北や東日本の内陸部、北陸や山陰など日本海側では所々で真夏日予想。空気は比較的乾いていますが、まだ暑さに身体が慣れていません。こまめに休憩や水分をとり、熱中症には十分に注意しましょう。
明日12日(日)は夏日・真夏日地点は今日11日(土)の半分以下、明後日13日(月)は夏日地点は全国の1割程度と、グッと少なくなりそうです。
12日(日:母の日)~13日(月) 南北に立った前線が列島を通過
12日(日)は西日本を中心に、13日(月)は東日本や北日本を中心に警報級の大雨の恐れがあるとして、気象庁は大雨に関する早期注意情報を発表し警戒を呼び掛けています。
12日(日) 西日本で滝のような雨に警戒
13日(月) 近畿~東北で警報級大雨の恐れ
【大雨のピーク】
近畿~東海・北陸 13日(月)朝の通勤時間帯~昼頃
東北 13日(月)昼前後
関東 13日(月)お帰り時間帯
前線の動きにより、大雨のピーク時間帯が前後する可能性があります。風も強まり、交通機関に影響が出る恐れがあるため最新の気象情報・交通情報をこまめに確認して下さい。
非常に激しい雨とは?
なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。
ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では(非常に激しい雨が降った所では)、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。