関東~東北 明日13日朝にかけて沿岸部中心に台風並みの暴風 大雨にも注意・警戒
低気圧が急速に発達
活発な雨雲は夕方から関東にかかりはじめ、帰宅時間帯と荒天ピークが重なっています。関東では、午後9時頃にかけて、局地的な激しい雨、沿岸部中心に台風並みの暴風に警戒が必要です。
前線を伴った低気圧は急速に発達しながら、12日夜のはじめ頃にかけて本州の南岸沿いを東北東へ進んだ後、13日にかけて日本の東を北東へ進む見込みです。
低気圧は12日正午は1000hPaですが、13日9時(予想)は968hPaと、21時間で32hPaも低下する予想で、台風並みの暴風が吹き荒れる見込みです。
※12日17時30分現在、茨城県と千葉県に暴風警報が発表されています(両県とも全域ではない)
・茨城県内に3月に暴風警報が発表されたのは、2019年以来5年ぶり
・千葉県内に3月に暴風警報が発表されたのは、2020年以来4年ぶり
台風並みの暴風に警戒 最大瞬間風速30~40メートル
<暴風・高波>
関東甲信地方や東北太平洋側では、海上を中心に非常に強い風が吹き、関東甲信地方では、うねりを伴い大しけとなる所があるでしょう。
12日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
東北地方 23メートル(35メートル)
関東甲信地方 26メートル(40メートル)
13日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
東北地方 23メートル(35メートル)
関東甲信地方 20メートル(30メートル)
13日にかけて予想される波の高さは、
関東甲信地方 6メートル
の見込みです。
関東甲信地方や東北太平洋側の海上では13日朝にかけて暴風に、関東甲信地方では13日昼過ぎにかけて高波に警戒してください。
大雨に注意・警戒
13日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で
関東甲信地方 70ミリ
の見込みです。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
東北~北陸 関東甲信の山沿い 湿った雪に注意
明日13日の日中は、九州~関東では天気が回復。晴れ間が広がりますが、北風が強く吹くでしょう。最高気温は東京都心と大阪は13℃、福岡は15℃まで上がりますが、太陽よりも北風に軍配となりそうです。