明日13日 花粉大量飛散 万全な対策必須の1週間 関東は予想の約8割飛散した所も
万全な花粉対策必須の1週間
週末にかけて、日に日に気温が上がり、15日(金)から関東以西は最高気温が20℃くらいまで上がる見込みです。春本番の暖かさとなり、花粉が大量飛散する予想です。花粉は「付けない・吸わない・持ち込まない」。外出時だけでなく、家の玄関の扉を開ける前に、よく払って花粉を落とすなど対策をしましょう。
スギ・ヒノキ花粉のピーク予測
どれくらい飛んだ?
![どれくらい飛んだ?](https://storage.tenki.jp/storage/static-images/forecaster_diary/image/2/27/278/27871/c/20240312150856/large.jpg)
東京都アレルギー情報navi.によりますと、予想最大値(スギ・ヒノキ)に対する飛散した花粉数の割合は、立川で78%、青梅で55%など、多摩地域では半分以上飛散し、80%近く飛散した所もあります。一方、千代田区22%など都心では20%前後となっています(観測期間:3月4日まで、多摩地域は3月11日まで)。
スギ花粉のピークは3月中旬~下旬にかけて、ヒノキ花粉のピークは3月下旬~4月上旬の所が多いため、もう少しの辛抱です。
花粉が飛びやすい条件
① 「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。
② 「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。
③ 「雨の翌日以降や気温の高い日が2~3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2~3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。
花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。