週明け 東京23区でも積雪の恐れ 月曜の帰宅時間帯・火曜朝の通勤時間帯に影響か
週明け5日(月)~6日(火) 平地でも警報級の大雪の恐れ
2月3日(土)17時現在、関東甲信地方で5日(月)~6日(火)に警報級の大雪になる可能性が「中」と、気象庁から発表されています。これは「高」ほど可能性は高くありませんが、警報級の現象となりうることを表しています。
東京23区では、12時間降雪の深さが5センチで「大雪注意報」、12時間降雪の深さ10センチで「大雪警報」が発表されます。気温が予想より低下する場合は、平地でも警報級の大雪となる恐れがあるため、早めの備えをお願いします。
5日(月)帰宅時間帯から交通に影響か
5日(月)帰宅時間帯の18時頃は、八王子など東京多摩地方では雪、東京23区では雨の予想です。ただ、夜は一気に気温が下がり、5日(月)21時には東京23区でも雪やみぞれになる見込みです。
6日(火)の朝にかけて雪や雨
【5日18時~6日18時までに予想される24時間降雪量(多い所)】
関東地方北部の山地 20から40センチ
関東地方北部の平地 20から40センチ
箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 20から40センチ
関東地方南部の平地 5から10センチ
東京23区、多摩北部 1から5センチ
の見込みです。
雪に慣れてない関東 備えは万全に
車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。
(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。
(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。
(3)時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。
(4)時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。
(5)こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「雨」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。