あす22日月曜 「黄砂」と「天気急変」に注意 関東中心に急な激しい雨や雷雨の恐れ
注意点①広い範囲で黄砂飛来予想
21日(日)夜、日本付近を寒冷前線が通過した後、日本列島に黄砂が飛んでくる予想です。21日(日)の夜は北海道や北陸に、22日(月)は北海道~九州にかけて広い範囲に飛来する予想です。
黄砂の影響で、視程が10キロメートル未満となる所があるでしょう。また、視程が5キロメートル未満と見通しの悪くなる所もある見込みです。屋外では洗濯物や車などに黄砂が付着するなどの影響が予想されます。視程が5キロメートル未満となった場合、交通への障害が発生するおそれがありますので注意してください。
黄砂の影響は、量が少ないと、遠くの景色がぼんやりかすむ程度ですが、黄砂の量が増えるにつれて、車や洗濯物などが汚れたり、呼吸器や循環器に係る疾患の症状の悪化がする場合があるため注意が必要です。
※視程とは、水平方向で見通しの効く距離です。
注意②天気急変に注意
特に、関東では、大気の状態が非常に不安定となりそうです。午後は急な激しい雨や落雷、竜巻などの突風、ひょうに注意が必要です。
今月5月11日(木)、関東地方では湿った空気や上空の寒気の影響で、大雷雨となりました。東京や神奈川県を中心に落雷が相次いで発生。落雷の影響で電車など交通機関が乱れるなど大きな影響が出ました。あす22日(月)も、11日(木)と同じような大雷雨となる可能性があるため注意が必要です。
天気急変のサイン
・黒い雲が見える
・ゴロゴロと雷鳴が聞こえる
・急に冷たい風が吹く
屋外にいる場合は、頑丈な建物に避難しましょう。
また、山で雷雨があると、下流の川は晴れていても急に増水する事があるため注意が必要です。