東京で桜開花 史上1位タイの早さ 今週は開花ラッシュ 来週は東京など早くも満開へ
東京で桜開花 史上1位タイの早さ 満開も史上1位になるか?!
気象庁がソメイヨシノの開花を観測している標本木の中では、全国でトップの開花です。東京の桜開花が全国一番乗りになるのは、2020年以来、3年ぶり7回目。2023年の桜前線(ソメイヨシノ)は、東京からスタートです。
今週は、開花ラッシュとなりそうです。日本気象協会の予想(3月9日発表)では、このあと16日(木)に福岡と高知で、18日(土)に名古屋、20日(月)に広島と鹿児島、22日(水)に大阪で開花予想。24日(金)には東京、福岡、高知で満開予想となっています。
開花~満開までの日数は、東京だと平均8日。今年は予想よりも早く開花したため、満開もこの予想より少し早くなる可能性も。来週、3月21日(祝:春分の日)か22日(水)あたりに、満開になるかもしれません。
ちなみに、東京の桜満開の最も早い記録は3月21日(2002年)です。この年は、3月16日に開花し、5日後の3月21日に満開となりました。この期間の気温はやはり平年よりかなり高く、最高気温20℃以上の日は5日間の内3日もありました。
開花~満開まで 東京は平均8日 最短3日
開花~満開までの日数は、気温が高いと短く、低いと長くなる傾向があります。
高温傾向続く 週末は一時寒の戻り
気温は平年より高い日が多く、九州~関東は最高気温が20℃くらいまで上がる日が多いでしょう。ただ、18日(土)頃は一時的に冷たい空気が流れ込み、東京などでは最高気温が10℃を少し超えるくらい、一時的に寒の戻りがありそうです。
桜が開花する頃、毎年のように花冷えがあります。今週末は、冷たい雨となり、一時的にグッと寒くなりそうです。来週は晴れて、暖かいですが、朝晩はヒンヤリします。服装でうまく調節して、お花見をお楽しみください。