週末にかけ記録的な暖かさ 東京など連日20℃前後 週明けは荒天の恐れ 寒の戻りも
週末にかけて季節先取りの暖かさ続く
週末にかけて、全国的に気温は高く、東京都心など関東~九州では、連日のように最高気温が20℃前後まで上がり、9日(木)の東京は22℃と5月並み、大型連休頃の陽気となりそうです。
ちなみに、東京都心で3月前半(1日~15日)に、最高気温が20℃以上が3日連続となれば、2013年以来10年ぶり(1位タイ)。4日連続なら1876年の統計開始以来、初めてという事になります。
週明け 13日(月)は荒天の恐れ
日本海と本州の南岸を前線を伴った低気圧が東進する予想です。南北に立つように低気圧や寒冷前線に伴う雨雲が発達し、前線近傍では大気の状態が非常に不安定になりそうです。寒冷前線が南北に立って延びている時は、寒冷前線の東側では南からの暖気が一気に北上、西側では北からの寒気が一気に南下するため大雨など激しい現象が発生しやすくなるため注意が必要です。特に、太平洋側で雨雲が発達する恐れがあります。雨が降る時間は短いものの、短時間強雨や竜巻などの突風の恐れがあるため注意が必要です。まだ、予想にはブレがあるため、最新の予報をこまめに確認して下さい。
一時的に寒の戻りか
桜開花頃 毎年のように寒の戻り
また、2020年の東京の桜の開花は3月14日と、2021年と同じ観測史上最も早い開花となりましたが、みぞれが降る中での開花となりました。8日後の22日には満開となりましたが、満開後の29日には東京都心で1cmの積雪を観測しています。
今週は、各地で記録的な暖かさとなりますが、来週は一時的に寒の戻りがあり、寒暖の変化が大きくなる可能性があるため注意が必要です。