花粉情報 この先一気に気温上昇 九州~関東は大量飛散 東北南部も本格シーズン突入
東京都内でも「非常に多い」
この先1週間は「大量飛散」に要注意 東北南部も本格シーズンへ
福岡や静岡では連日「非常に多い」飛散となるでしょう。東京では2月28日(火)と3月1日(水)に、大阪も3月のスタートは「非常に多く」飛散する予想です。東北南部も「やや多く」飛ぶ日が多く、本格的に花粉シーズン突入となりそうです。
今シーズンは関東甲信などで例年を上回る大量飛散となる予想で、万全な対策が必要です。
各地のピーク 例年より長い
スギ花粉のピークが終わる頃になると、ヒノキ花粉のピークが始まるところが多くなります。福岡や広島では3月下旬から4月上旬、高松では3月下旬から4月中旬の見込みです。大阪と名古屋では、4月上旬から中旬、東京では4月上旬から下旬にかけてヒノキ花粉の飛散のピークを迎えるでしょう。金沢と仙台は、4月を中心にヒノキ花粉が飛散しますが、飛散量は他の地点と比べると少ないため、はっきりとしたピークはない見込みです。
花粉飛びやすい条件
帰宅時の花粉対策
外出から帰ってきたら、うがいや洗顔をして花粉を落とすとよいでしょう。髪の毛にも花粉が付着するのでしっかりとシャンプーをするのも効果的です。
花粉飛散シーズンに窓を全開にして換気すると大量の花粉が室内に流入します。花粉のピーク時に1時間の換気をしたところ、3LDKのマンション一戸で、およそ1000万個もの花粉が屋内に流入したとの実験結果もあります。新型コロナウイルス感染予防のため、換気をする機会が多いかと思いますが、窓を開ける幅を10センチ程度にして、レースのカーテンをすることで、部屋の中に入ってくる花粉の数を、全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。
また、床やカーテンなどに花粉が多数付着している可能性がありますので、こまめに掃除をし、カーテンは定期的に洗濯をするとよいでしょう。