道路影響予測 今週末は12月最強クラスの寒気襲来 立往生など交通への影響に警戒を
12月最強クラスの寒気襲来

この雨のあと、18日(日)~19日(月)は冬型の気圧配置が強まり、12月としては最強クラスの寒気が流れ込む見込みです。降れば平地で雪の目安の寒気(上空1500メートル付近でマイナス6℃以下)は本州をすっぽりと覆い、更に強い寒気(上空1500メートル付近でマイナス12℃以下)が山陰付近まで南下します。18日(日)の島根県松江の上空1500メートル付近の気温はマイナス12.5℃(12月1位:マイナス12.3℃)予想のため、12月最強クラスの強い寒気と言えます。
18日(日)~19日(月)にかけて要警戒
最新の「道路影響予測」によりますと、18日(日)~19日(月)にかけて、気象による道路影響リスクの高い所が多くなりそうです。最新の気象情報や交通情報を確認し、無理のないよう、外出の予定や移動手段の変更なども検討して下さい。
※JPCZとは、シベリアから流れ込む冷たい風が朝鮮半島北部に位置する長白山脈(最高峰:白頭山2744メートル)によって、いったん二分し、その風下である日本海で再び合流することでできる収束帯(雪雲が発達しやすいライン)のことです。
雪道で立往生してしまったら

車が雪に埋まったときは、原則、エンジンを切りましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。窓を開けて換気しても、窓の開口量や風向きなどの条件によっては、一酸化炭素中毒の危険が高まることがあります。
防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、マフラーが雪に埋まらないように、こまめにマフラーのまわりを除雪してください。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。