今夜18時頃の空に注目!国際宇宙ステーション「きぼう」 広範囲で観察チャンス
国際宇宙ステーション「きぼう」とは?
ISSは自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射して明るく輝いています。地上からISSを見るための条件は、地上は夜でISSがいる上空が昼であること。ISSは上空400kmにあることから、夕方に地上で日が落ちてからもしばらく太陽に照らされています。地上からはこの光の反射を追うことで、観測をすることができます。
条件次第では肉眼でも見ることができ、スマートフォンでも撮影可能です。
通過予想時刻の3分くらい前から、出現が予想される方角の空を、なるべく視野を広くして探すことがコツです。明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画の撮影もオススメです。光がスーッと動いていく様子をとらえることもできます。
きょう2回通過
◆1回目(上図)は、16時35分頃から札幌など北海道付近でチャンスあり
◆2回目(トップ画像)は、18時過ぎから、全国的に観察チャンスあり
見え始めから見え終わりまでは3分程度です。
各地の天気は?
きょう7日18時頃は、関東から九州では広くISS観察のチャンスです。日中は日差しの温もりが感じられますが、日が沈むとグッと冷えます。午後6時の東京都心の気温は9℃と一桁の予想です。
暖かくして、夜空に光るISSを観察してみてはいかがでしょうか?