ノロノロ台風2号 沖縄は高波・強風 影響長引く
台風の進路
沖縄 4m超えの高波に注意
台風を動かす上空の風が弱く、この先も台風のスピードは上がりません。24日(土)にかけて、自転車並みにノロノロ進むため、沖縄では高波や強風の影響が長引く恐れがあります。
沖縄地方の沿岸では、うねりを伴い、石垣島や宮古島など先島諸島ではしけており、沖縄本島と大東島地方でも波が高くなっています。週末にかけて4m超えの高波やウネリに注意が必要です。
予想される波の高さ(いずれもうねりを伴う)
21日 22日 23日
先島諸島 4メートル 4メートル 4から5メートル
沖縄本島地方 4メートル 4メートル 4から5メートル
大東島地方 3メートル 4メートル 4から5メートル
なお、大東島地方では、24日(土)から大しけとなる見込みです。高波に警戒が必要です。また、台風の進路等によっては、先島諸島は23日(金)から、沖縄本島地方は24日(土)頃から大しけとなるおそれがあります。
<強風>
大東島地方は、日本付近の高気圧と台風との間で気圧の傾きが大きくなるため、22日(木)夜から東の風が強く吹くでしょう。24日(土)頃からは、非常に強い風が吹くおそれもあります。強風に十分注意してください。
今のところ、台風2号が本州付近に直接的な影響を与える可能性は低いですが、小笠原諸島では今週末以降、波が高まり、風が強まる恐れがあります。今後も最新の台風情報にご注意ください。