2月は寒さが厳しい日もあるが、3月から一気に暖かく春到来 昨年とは違う傾向の春に
2月~4月の気温の見通し
記録的な暖冬となった昨シーズンと比べ、今シーズンの冬は寒気の影響を受けやすく、寒さが厳しい日が多くなっています。
この寒さはいつまで続き、今後いつから暖かくなるのか気になる時期に入りました。
2025年1月末に気象庁が発表した1か月予報と3か月予報によると、2025年2月は前半を中心に強い寒気が流れ込むため、平均気温は北日本で平年並み、東日本は平年並みか低い、西日本と沖縄・奄美では平年より低い予想です。昨年の2月は記録的な暖冬となっていた時期ですので、昨年と比較すると、より一層寒さが厳しく感じられるでしょう。
一方、3月の平均気温は北・東・西日本でいずれも平年より高くなるでしょう。寒気の影響を受けにくくなり、一気に春本番の暖かさとなりそうです。昨年の3月は寒の戻りで春の訪れが遅くなりましたが、今年は春の訪れをより一層早く感じられそうです。
4月の平均気温は、平年並みか高い予想で、暖かい新年度のスタートとなるでしょう。
2月はまだ冬ものアイテムが活躍 3月から夏ものアイテムが活躍
日本気象協会の解析によると、寒さが厳しい日がある2月は、昨年と比べて冬ものアイテムの需要が高い予想です。使い捨てカイロやハンドクリームなどはまだまだ活躍するでしょう。鍋ものや、シチュー、ココアなど、体を温める食べ物が食べたくなる日も多い予想です。
一方、3月は昨年のような長期間の寒の戻りは予想されておらず、一気に暖かくなることから、昨年と比較して夏ものアイテムの売れ始めが早まる予想です。
2月に比べて薄着になる機会も増え、日焼け止めや制汗剤、カミソリなどの美肌ケアグッズが早くも必要になるでしょう。スポーツドリンクやアイスクリーム、サイダーなどの冷たいものを買いたくなる日もありそうです。
気温が高いことから、衣替えをするタイミングが早まるため、防虫剤やカビ防止剤などが必要になるでしょう。ガーデニングを始める時期も昨年より早まるため、殺虫剤なども必要になりそうです。
今年は昨年とは違った気温傾向になります。この先も最新の予報を確認し、早めに春のお出かけやアイテムをそろえるなどの計画を立てておくと良いでしょう。