最新の冬用タイヤ準備前線 今週末24日にかけて冬道エリア拡大 早めの準備を
週末にかけて冬道エリア拡大 早めの準備を
先週末から今日20日にかけて日本付近に寒気が南下している影響で、各地気温がぐっと低くなっています。
東北地方の初雪は昨年2023年と比べて1週間程度早く、すでに冬用タイヤが必要な地域が多いです。今後も、今週末にかけて冬型の気圧配置が予想され、北日本・東日本の日本海側や山沿いの地域では雪が降る予想です。これらの地域では冬用タイヤの装着をお願いします。
今シーズンの冬は、西高東低の冬型の気圧配置が現れやすく、強い寒気がたびたび日本列島へ南下する予想です。西日本の山沿いの地域でも11月中には冬用タイヤの装着が必要になると予想されています。そのほかの地域も、12月には冬用タイヤの装着が必要な地域もありますので、早めの準備を心がけてください。
シーズン最初の雪 慣れていても注意
(1)必ず、スタッドレスタイヤに交換するか、タイヤチェーンを装着しましょう。スタッドレスタイヤは、溝が十分にあるかどうかを、事前に確認してください。あまり使っていないスタッドレスタイヤでも、時間が経てば、劣化が進みますので、シーズン前に点検が必要です。
(2)たとえ急いでいても、急ブレーキ、急なハンドル操作、急発進、急な車線変更など「急」のつく運転はやめましょう。「急」のつく運転をしてしまうと、車がスリップしやすくなります。車を発進する時や上り坂では、タイヤが空転してしまわないよう、アクセルをじわりと踏み込んでください。下り坂では、エンジンブレーキを基本として、アクセルとブレーキも適度に調整して、速度を落としてください。
冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」
(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。
(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。
(3)時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。
(4)時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。
(5)こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。