2022-23シーズン スキー場 冬の雪の見通し 降雪量は平年並みか多い予想に
2022-23シーズン スキー場 冬の雪の見通し
この冬は、ラニーニャ現象の影響で日本列島に強い寒気が流れ込みやすく、東日本と西日本を中心に気温は平年より低いでしょう。冬型の気圧配置となる日が多く、大陸の高気圧が東日本と西日本に強く張り出す見込みです。北日本は低気圧の影響を受けやすく、低気圧の通過後は強い寒気が流れ込むでしょう。
日本海側の降雪量は、北日本はほぼ平年並み、東日本と西日本は平年並みか平年より多いと予想されます。多くのスキー場では、降雪量は平年並みか平年より多くなる見通しです。冬季に晴天の多いエリアのスキー場では、この冬も晴天が多く、雪の降る日は少ないですが、気温は平年より低く、積もった雪は解けにくいでしょう。
月ごとの特徴
12月は、冬型の気圧配置になる日が多く、大陸の高気圧が東日本と西日本に強く張り出す見込みです。北日本は低気圧の影響を受けやすく、低気圧の通過後は強い寒気が流れ込むでしょう。スキー場では例年より早く雪が積もり始める所が多く、例年のオープンの時期には十分な積雪になることが期待できそうです。
2023年1月は、冬型の気圧配置になる日が多く、日本付近に強い寒気が流れ込む見込みです。気温が低く、日本海側のスキー場は新雪が多く積もるでしょう。大雪や吹雪になる日もあるので、ゲレンデコンディションに加え、アプローチの交通情報など、天候の影響をよく確認するとよさそうです。