北海道 記録的早さで初真夏日に
道東の釧路市中徹別では、午前11時までに30.0度まで上がり、今年の道内初となる真夏日を観測しました。道内のアメダス整備が始まった1976年以降では5番目に早い記録となります。
最近 真夏日の観測が早まる

その後も道東を中心に気温が上がり、午前11時までの最高気温は釧路市中徹別で30.0度と、道内では今年初となる30度以上の真夏日となりました。
北海道内のアメダスの整備が始まった1976年以降で見ると、今年の5月3日の初真夏日は、史上5番目の早さとなりました。
例年、道内で初めて真夏日が観測されるのは、5月下旬から6月上旬頃のことが多くなっていましたが、最近は、それよりも早い時期に観測されることが多くなっています。
昨年までの5年のうち、2015年、2017年、2018年の3年が、今年同様、大型連休の時期に真夏日が観測されています。
それ以前の約40年では、大型連休までの真夏日は、たった2年しか観測しておらず、ここ5、6年の気温の高さが目立ちます。
ちなみに北海道の最も早い真夏日の記録は、1998年に網走地方の小清水が32.8度を記録した4月21日です。
明日以降 夏の暑さは落ち着く
しかし、今日の気温は暑さに慣れていない体には堪えるものですし、明日以降は気温の変動が大きくなります。体調を崩さないように十分注意して下さい。