北海道 明日にかけて大雨の恐れ
その影響で北海道では日本海側を中心に断続的に雨が強まり、局地的に大雨となる見込みです。大雨による低い土地への浸水、土砂災害、河川の増水などに警戒が必要です。
既に100ミリ超も
後志地方の神恵内(かもえない)では、日付が変わってから午後6時までの降水量が107.5ミリと、既に場所によっては雨量が多くなっています。
雨のピークはこれから
今日午後6時からの24時間で降る雨の量は、日本海側の多い所で150ミリに達する恐れがあり、大雨による低い土地への浸水や土砂災害、河川の増水などに警戒が必要です。
雨の量が特に多くなりそうなのは、日本海側で南西からの風が当たる山の斜面近く。地形によって強制的に湿った空気が上昇し、局地的に雨雲が急発達しやすいため、周辺よりも雨が強まります。
1時間で最大50ミリの滝のような雨が予想され、風向きが変わらなければ、同じ場所で激しい雨が集中して降ることも考えられるため、短い時間で災害の危険度が一気に上がる恐れがあります。今後も雨の降り方や最新の気象、防災情報に十分な注意が必要です。
明日午後は雨落ち着くが…
しかし、雨上がりの湿度の高い中で気温が30度前後まで上がる所が多くなるため、かなりの蒸し暑さとなる見込みです。雨がやんだ後は、熱中症や食中毒など、真夏の厳しい暑さへの対策が必要になります。