北海道 10年ぶりの弱い冷え込み?
今月14日以来、約2週間ぶりの氷点下25度以下となりましたが、今月は今日を入れて5日しか氷点下25度以下になっていません。明日(28日)以降、冷え込みの弱い日が続くと、1月としては10年ぶりの記録的な弱い冷え込みとなります。
平均すると3日に1日
しかし、今月は1月の北海道としては非常に冷え込みの弱い月となっています。
1月の北海道では、氷点下25度以下の冷え込みを記録する日は毎年多く、ここ30年の平均では約11日。3日に1日はどこかで氷点下25度以下となるほどの冷え込みの強い時期なのですが、今年の1月は今日でようやく5日目。強い冷え込みとなる日が極端に少なく経過しています。
1月に氷点下25度以下となる日が5日以下だった年を見てみると、北海道内のアメダスの整備が進み、観測地点が多くなった1978年からの40年ほどの間にわずか5年しかなく、今年の冷え込みの弱さが分かります。一番最近に5日以下だった年は2009年で、明日以降の冷え込み次第では、今月は10年ぶりに冷え込みの弱い月になる見込みです。
明日は冷え込み弱まる
その後、強い寒気が流れ込むのは31日木曜日から1日金曜日となる見込みですが、31日は風が強く放射冷却が効きにくいため、今月の内に氷点下25度以下まで下がる日はもう無いかもしれません。