北海道 暑さ記録更新も
午後3時までに道内では今年初となる猛暑日を10地点で観測し、6地点では観測史上1位の最高気温となるなど、記録的な暑さとなっています。
道内2年連続の猛暑日
道内で35度以上の猛暑日を観測するのは2年連続のことで、昨年(2017年)の年間の最高気温は7月15日に十勝地方帯広で観測した37.1度でした。(2016年の年間最高気温は札幌市手稲山口で34.4度)
史上1位が6地点も
その他、宗谷地方の礼文(28.9度)、利尻空港(30.1度)、上川地方の音威子府(34.9度)、後志地方の共和(33.9度)でも日最高気温の観測史上1位を記録しています。
また、宗谷地方の稚内で29.9度、上川地方の富良野で35.0度、留萌地方の留萌で33.7度など、7月としての観測史上1位の気温を記録した地点もあり、広い範囲で記録的な厳しい暑さとなりました。
今後も暑さ続く
日中の厳しい暑さに加えて、朝晩もあまり気温が下がらず、熱帯夜となる恐れもあります。(今シーズン、道内ではまだ熱帯夜を記録していません)
暑さが続くことによって体力の低下も考えられるため、熱中症の危険はより高まります。時間を決めて水分を摂る、寝るときにも枕元に水を用意しておく、カーテンや帽子などで日差しを遮る、冷房などで室温を調整するなど、熱中症への十分な対策が今後も必要です。