台風10号 中国地方に30日(金)に最接近 縦断の恐れも29日(木)から風強まる
台風10号 中国地方には30日(金)に最接近
まだ、予報円が大きく、進路や接近日時など不確実性が高いため、予想が大きく変わる可能性があります。
警報級の大雨・暴風・波浪 可能性は高い
また、台風周辺の湿った空気が山口県など西部ほど流れ込みやすい見込みです。大雨となる恐れがあります。その他の地域も大気の状態が不安定で局地的に激しい雨が降るでしょう。
30日(金)は、台風が中国地方に最接近する見込みです。台風本体の雨雲がかかる可能性があります。大雨、暴風、高波に警戒が必要です。
31日(土)は北から湿った空気が流れ込むため、鳥取県を中心に大雨となる可能性があります。引き続き、大雨、暴風、高波に注意が必要です。
台風への備えは 接近前までに
①雨どいや側溝などを掃除して、水はけを良くしておきましょう。落ち葉などで側溝が詰まって水が流れないと、道路が冠水する原因となります。
②屋外に置かれている、飛ばされやすいもの(物干し竿、鉢植え、ゴミ箱など)は、しっかり固定するか、室内にしまうなどの対策をしましょう。商店などでは、看板が飛ばされたり、自動販売機が倒れたりしないか、確認してください。
③暴風で飛ばされてきたもので、窓ガラスが割れないよう、窓は鍵をかけ、雨戸があれば閉めましょう。窓ガラスにガムテープを貼ると、風圧に耐えられるようになります。もしガラスが割れても、破片が飛び散るのを防ぐために、カーテンも閉めておいてください。
④停電に備えて、懐中電灯が点くかどうか確認しておいてください。モバイルバッテリーなど電源の確保をしておくのもいいでしょう。また、エアコンが使用できなくなることも考えられます。あらかじめペットボトルを凍らせておくなど、熱中症を防ぐ対策をしておいてください。