中国地方 寒波襲来でクリスマス前まで低温・山陰は大雪に警戒 年末年始は寒さ和らぐ
クリスマス前にかけて低温と大雪に警戒が必要
中国地方は、12月20日頃からの約5日間、かなりの低温で、山陰を中心に降雪量がかなり多くなる可能性があります。
農作物の管理や水道管の凍結に注意するとともに、除雪などの対応に留意する必要があります。
その後著しい低温はおさまり、年末から1月上旬は寒さが和らぎ、例年より気温が高いでしょう。
天気は、山陰でぐずつき、山地などの標高の高い所は雪が降りますが、例年より気温が高い影響で、平地では雪になっても一時的で雨になる日が多い見込みです。山陽は晴れる日が多いでしょう。
寒波襲来のタイミングは2回
上空1500m付近には、平地で雪を降らせるレベルのマイナス6℃以下の寒気が南の海上まで南下し、マイナス12℃前後の強い寒気が中国地方に流れ込む見込みです。
とくに20日(水)から22日(金)にかけては北陸沖に日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)がのび、中国地方は山陰の東部を中心に積雪が増える見込みです。
また、今年の12月は日本海の海面水温が平年より高く、雪雲が多く作らます。このため、山陰では大雪になるリスクが高まるでしょう。
来週 積雪・路面の凍結・厳寒・低温による水道管の凍結などに注意を
日中の最高気温は、高い所でも5℃前後の見込みです。季節風の流れ込みが強まり、一段と寒さが厳しいでしょう。朝は内陸部で軒並み氷点下の冷え込みになり、沿岸部でも0℃前後となる見込みです。水道管が凍結する恐れがあります。
水道凍結 注意と対策
凍結を防止するには、水道管から水を抜き、凍るものがないようにしておいてください。
また、
万が一凍結してしまったら、水道管にタオルを巻き、上からぬるま湯をかけてください。熱湯をかけてしまうと水道管が破裂してしまう恐れがあります。