中国地方 お盆にかけて台風の影響 大雨と夜間も30℃ 昼間は40℃近い危険な暑さ
今朝(9日(水)朝)は夜間の気温が30℃以上の「超熱帯夜」
昨日8日午後6時から今朝6時にかけて30℃を切らなかった「超熱帯夜」の地点
島根県
松江 30.1℃(02:19)
斐川 30.2℃(04:37)
鳥取県
境 30.1℃(05:17)
※「超熱帯夜」は日本気象協会独自でつけた名称であり、気象庁が定義しているものではありません。「熱帯夜」とは、気象庁の定義では、夜間の最低気温が25℃以上のことです。
週間天気 期間の初めは台風6号 中頃からは台風7号の影響
●期間の初めは台風6号の影響を受ける見込みです。山口県や広島県西部で大雨になる恐れがあります。また、夜間は寝苦しさが増し、日中は山陰で最高気温が40℃近い危険な暑さになるでしょう。
●期間の中ごろからは台風7号の影響を間接的に受ける見込みです。山陰での危険な暑さがおさまる一方、山陽東部で40℃近い危険な暑さになるでしょう。
期間の初めは台風6号の影響 山口県や広島県西部で大雨 山陰東部を中心に危険な暑さ
このあと、台風6号は九州の西を北北西に進み、9日(水)夜には長崎の西へ進むでしょう。10日(木)の朝には対馬の西へ進み、その後朝鮮半島へ進む見込みです。
中国地方は、11日(金)にかけて台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込む影響で、山口県や山陽西部ほど雲が広がりやすく、雨や雷雨になる所があるでしょう。
10日(木)の昼頃にかけて、山口県や広島県西部で局地的に激しい雨や非常に激しい雨が降る恐れがあります。
11日(金)にかけては南寄り風が強まりるためフェーン現象の影響で、山陰東部を中心に最高気温が40℃近い危険ない暑さとなるでしょう。
期間の中頃から台風7号の影響 北から流れ込む湿った空気で 山陽東部は危険な暑さ
中国地方は、12日(土)ごろから、台風7号の北上に伴い、北から湿った空気が流れ込みやすくなるでしょう。この影響で、山陰では、これまで続いていた危険な暑さがおさまりそうです。一方で、山陽東部に位置する岡山県では、最高気温が40℃近い危険な暑さとなる所がある見込みです。
台風7号の進路によっては、予報が大きく変わる可能性があるため、最新の気象情報を確認してください。また、帰省や旅行の計画は、行先の天気予報をこまめに確認してください。