中国地方降水量300ミリ超えの所も 今後は局地的な雷雨に 引き続き土砂災害に警戒
降水量は西部を中心に200ミリ以上
7日(金)からの降り始めからの降水量は山口県で300ミリを超えた所があり、山口県、島根県、広島県で200ミリを超えている所があります。
雨のやむ時間が長くなっても しばらく土砂災害に警戒が必要

また、これまでの大雨で地盤が緩んでいるため、雨のやむ所が多くなっても、少しの雨で土砂災害の危険が高くなる恐れがあります。
明日11日(火)午後は中国山地沿いを中心に雨や雷雨
中国地方は雲が広がりやすいですが、少し晴れ間も出るため、日中の最高気温は30℃以上の真夏日となる所が多いでしょう。
湿った空気や地上付近の気温が高くなることで、午後は大気の状態が不安定となる見込みです。中国山地沿いを中心に雨雲や雷雲ができるでしょう。午後は急な強い雨や落雷、竜巻などの激しい突風に注意が必要です。
なお、土砂災害に警戒するとともに、河川では下流の地域で雨が降っていなくても、上流で降った雨により、下流の水位が急激に上昇する可能性があります。これまでの大雨で川の水位が高い状態であるため、河川の増水や氾濫にも注意が必要です。
週末16日(日)から太平洋高気圧が北へ張り出す
ただ、16日(日)からは太平洋高気圧が本州付近への張り出しを強め、梅雨前線が北上する見込みです。このため、16日(日)からは晴れる所が多くなり、厳しい暑さとなるでしょう。