中国地方スギ花粉の飛散ピーク終盤へ 桜の蕾膨らみヒノキ花粉飛散へ 来週は曇りや雨
2023年スギ花粉の飛散量は2013年の一番多かった年と同程度に
広島市のこれまで(3月15日まで)のスギ花粉の飛散数は昨年2022年の3倍となっており、スギ花粉が一番多く飛散した2013年の飛散数と同程度となる見込みです。
このあと、3月下旬から4月上旬にかけて、桜(ソメイヨシノ)が満開を迎える頃はヒノキ花粉の飛散が最盛期となるでしょう。
晴れて気温が高くなる日や風が強い日は花粉が飛びやすくなるため花粉症の方は対策を万全にしておいてください。
この先、花粉の飛びやすい日は?
中国地方は、西日本の南岸付近にのびる前線の影響で、夜は広く雨が降るでしょう。
雨は、18日(土)の昼前にはやむ所が多い見込みです。18日(土)の午後は天気が回復に向かい、西部で晴れるでしょう。
雨で地面に落ちた花粉が乾燥すると、再び舞い上がりやすくなるためご注意ください。
19日(日)~20日(月)は高気圧に覆われて、中国地方は全般に晴れる見込みです。スギ花粉の飛散はピークを過ぎつつありますが、昼間や夕方を中心に花粉が飛散しやすい見込みです。
21日(火)~24日(金)は前線や低気圧の影響を受けるでしょう。
雲が広がりやすく、断続的に雨が降る見込みです。
雨の降る時は花粉の飛散は抑えられるでしょう。ただ、再来週はヒノキ花粉の飛ぶ量が急激に増える恐れがあるため、対策を万全にしておいてください。