北海道 引き続き猛ふぶきと大雪に警戒
明日にかけての気圧配置と天気
北部や南西部では雪が続き、西~北西の風が非常に強くふぶく所が多いでしょう。これらの地域では沿岸を中心に明日にかけて猛ふぶきに警戒が必要です。また、雷を伴って雪の降り方が強まり、局地的に大雪となる恐れもあります。明日明け方までに降る雪の量は、日本海側の多い所で40~60センチとなる見込みです。明日朝以降も雪の降りやすい天気は続きますが、降り方や風は今日に比べるとおさまるでしょう。しかし、今日と同じような地域で雪が続くため、更に積雪が増える恐れがあります。
一方、東部は割合晴れるでしょう。一部で雪の所もありますが、降雪量は少ない見込みです。しかし風は強く吹くため、強風に注意が必要となります。
また、波にも警戒が必要となる所があります。日本海側や渡島、網走、根室の海域で6メートルと大しけでしょう。そのほかの海域も全般に4メートルから5メートルとなります。明日もはじめ日本海側の海域などで6メートルとなりますが、午後には波も次第におさまってくる所が多いでしょう。
暴風雪に関する警戒事項

このようなホワイトアウトが起こった際には無理にそのままの走行を続けず、まずはハザードランプやヘッドライトをつけて周囲に車の存在を知らせながら減速して下さい。後方の安全確認ができたら、車を道路の端によせるなどして、吹雪や大雪が落ち着くのを待ちましょう。ホワイトアウトに遭遇しても慌てず、視界を確認しながら少しずつ車を進めて下さい。
また、ふぶきや大雪の中で停車すると、数分で雪が車を覆うことがあります。ホワイトアウトをやり過ごしている間の短い時間でも、車から脱出できなくなる危険性もあるため、風下側の窓が開くかどうかを常に確認してください。車の立ち往生が発生した場合も同様です。一酸化炭素中毒の可能性がありますので、基本的にはエンジンを切っておき、やむを得ずエンジンをかける場合は、車のマフラー周辺のこまめな除雪を必ず行うようにしてください。