北海道 進む雪解け!

雪の少ない札幌
22日15時現在、積雪深が100センチ以上となっているのは上川地方の幌加内町朱鞠内のみで、124センチとなっています。今後、雪の降る日もあるため一時的に積雪深が増えることもありますが、今後一週間の気温は平年並みかやや高く経過するため、現在積雪の多い地域でも積雪深は減りそうです。
また、岩見沢は平年であれば60センチ以上残っているはずの雪が、今年はすでに0センチとなっています。その他の地点も積雪のない所も多く、積雪0センチの地点は今後一週間でもかなり増えてきそうです。
今年の雪は少なかった?
今冬の最深積雪は札幌で平年の81%、稚内では31%と平年と比べ少ない所がほとんどでした。月降水量で見ると12月は網走で、1月は稚内や小樽、浦河、道南の江差で統計開始以来最も少ない値となりました。12月からの3か月降水量で見ても、留萌や小樽、倶知安で統計開始以来最も少ない値となりました。雪が少なく、また、比較的暖かい日が多くなっていることが、雪解けが早まっている大きな要因と言えそうです。
雪に関する新サービス
このページで現在の状況を確認すると、空知~日高にかけてや渡島・檜山地方、釧路地方などで積雪0センチとなっている所が多くなっています。
今週金曜日27日頃は全道広い範囲で雨となる恐れがあります。暖気の流れ込みもあるため、積雪の多い地域でも雪解けは一気に進む可能性がありそうです。雪解けシーズンは、河川の増水や雪崩などに注意が必要です。