厳しい寒さ戻る 来週はこの冬一番の強烈寒波か 低温と大雪に警戒 東海2週間天気
2月3日(月)立春過ぎにこの冬一番の寒波か
岐阜県山間部では、今日28日は、雪が降ったりやんだりしますが、量はそれほど多くないでしょう。明日29日から30日(木)は発達した雪雲がかかるため、積雪が急増する見込みです。最新の気象情報、道路状況に注意が必要です。平野部では、大体晴れて空気が乾燥するため、火の取り扱いにはくれぐれもご注意ください。
31日(金)は、寒気が一旦抜けるため、岐阜県山間部は、雪の降り方が少し落ち着くでしょう。
2月1日(土)は、冬型が緩み、岐阜県山間部も含め広い範囲で晴れる見込みです。
日差しにホッとできるのも束の間、2日(日)は、前線や低気圧が本州付近を通過するため、広く天気が崩れるでしょう。この低気圧通過後、再び冬型の気圧配置となり、4日(火)以降、この冬一番の寒波がやってきそうです。強い寒気が長く居座るため、低温と大雪へ一層警戒が必要です。岐阜県山間部を中心に、警報級の大雪の恐れがあり、普段雪があまり降らない地域でも、積雪の可能性があります。
6日(木)まで昼間も極寒・大雪に警戒
強い寒気の影響で、5日(水)や6日(木)は、昼間も凍える寒さとなりそうです。体調管理に気をつけてお過ごしください。
東海地方 今シーズンの雪
静岡地方気象台のある静岡市は、周りに高い山々や駿河湾があり、冬でも比較的温暖です。寒気や雪雲がブロックされてしまうため、雪がめったに降りません。また、関東に雪を降らせる「南岸低気圧」では、雨になってしまいます。
来週は、寒波の影響で、静岡でも雪が舞う程度かもしれませんが、初雪の便りがあるかもしれません。
冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」
(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。
(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。
(3) 時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。
(4) 時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。
(5) こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。