東海地方 あちらこちらで雨雲が発達中 三連休の天気は? 熱中症と天気の急変に注意
あちらこちらで雨雲が発達中
ゲリラ豪雨の前兆
① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。
このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨の可能性がありますので、ご注意ください。
三連休の天気は?
三連休の中でも、特に、あす16日は湿った空気が流れ込みやすく、大気の安定度が悪くなりそうです。午後は、山沿いを中心に雨や雷雨となる所がある見込みです。17日(日)は範囲が狭くなり、山沿いのごく一部でにわか雨となるでしょう。18日(月)は、にわか雨の心配はほとんどなさそうです。
最高気温は、内陸部では35℃以上の猛暑日となる日もあり、厳しい残暑となりそうです。
きょう15日 名古屋では猛暑日の最遅記録更新
また、名古屋の今年の猛暑日日数は、きょう15日を入れて31日です。過去もっとも猛暑日が多い年は、記録的な猛暑となった2018年の36日です。なお、1890年の統計開始以来、年間猛暑日日数が30日以上となったのは、最多の2018年の他に、2010年の30日、1995年の32日、1942年の31日の4回です。今年は過去の記録に並ぶ、厳しい暑さということが数字からも分かります。