東海地方 土日は強い日差しと厳しい暑さが戻る 気温の前日差大 熱中症に十分警戒
土日は梅雨の晴れ間 気温大幅にアップ
あす24日と25日(日)は、高気圧に覆われるため、日中を中心に晴れ間が広がる見込みです。ただ、湿った空気や静岡県付近に発生する局地的な前線の影響で、朝晩は、山間部や静岡県などで曇りや雨の降る所があるでしょう。土日ともに、大きな天気の崩れはなさそうです。また、きょう23日よりも大幅に気温が上がり、真夏日となる所が多く、厳しい暑さとなるでしょう。
【愛知県】熱中症救急搬送者数
あると便利!熱中症対策グッズ
① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。
(熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。)
来週は蒸し暑さが増す
また、東海地方は、梅雨前線の南側に入るため、ムシムシとした不快に感じる暑さが続きそうです。夜間も気温が下がりにくく、寝苦しく感じられる日もあるでしょう。涼しい服装を心がけ、夜間も快適な気温や湿度を保って、お過ごしください。