東海地方 夏空は続かず この先 曇りや雨の日が多い 局地的な大雨に注意
土日だけで 名古屋市で約100ミリの雨を観測
この土日だけでも、名古屋市では98.5ミリの雨を観測し、まとまった雨となりました。
名古屋市を見てみますと、7月上旬に1ミリ以上の雨を観測したのは、10日のうち6日で、雷日数は3日となっています。また、最高気温は、7月1日に38.4℃を観測し、猛烈な暑さとなったかと思えば、30℃に届かない日もあるなど、気温変化も大きくなりました。
7月上旬の主な地点の降水量は、名古屋は176.0ミリ(平年比235%)、岐阜は233.5ミリ(平年比207%)、高山は58.5ミリ(平年比56%)、津は56.5ミリ(平年比80%)、静岡は112.0ミリ(平年比89%)となっています。6月27日に早い梅雨明けとなった東海地方ですが、7月上旬は所々で平年を大きく上回る雨となりました。
週間天気 「戻り梅雨」 局地的な大雨に注意
引き続き、日本付近への太平洋高気圧の張り出しが弱く、湿った空気が入りやすいでしょう。また、上空には寒気がたびたび流れ込み、大気の状態が不安定となりやすく、あちらこちらで、雨雲が発達しやすくなりそうです。日差しが出ても天気の急変に注意し、突然の土砂降りの雨に備え、雨雲を持っての外出を心がけて下さい。
あす12日の雨が強まる時間は!?
ゲリラ豪雨に遭遇したら

また、車を運転中の場合ですが、滝のように降る雨は視界不良になり、事故の危険性も高まります。私も、先日、名古屋市内で、道路が一気に川のようになる雨に遭遇しました。ワイパーを速く動かしても、かなり視界が悪いため、ライトを点灯させて安全な速度での走行を心がけています。少しでも危険を感じたら、一旦車を停めて休憩するなどして、雨雲が移動するのを待ちましょう。