東海地方 梅雨明けしたが所々に雷雲 今夜も天気急変に注意 この先 熱中症に警戒
東海地方 短い梅雨に降水量も少なめ
名古屋市の梅雨期間を振り返りますと、6月14日ごろに梅雨入りしてから、きのう26日までに1ミリ以上の雨を観測したのは5日でした。梅雨前線が本州の南岸に停滞し、前線上の低気圧が東海地方の沿岸を通過したタイミングで、ややまとまった雨量となった日があり、梅雨期間で最も雨が降ったのは6月21日で、37.0ミリを観測しました。
なお、主な地域の6月の降水量(きのう26日まで)は、名古屋市で117.5ミリ(平年比63%)と平年の6割程度、また、岐阜市で125.0ミリ(平年比56%)、高山市では90.5ミリ(平年比53%)と、特に、岐阜県で降水量が少なくなっていて、平年の半分程度となっています。
名古屋と岐阜で今年初の猛暑日 この先も 危険な暑さ 水不足が心配!?
熱中症情報を見ますと、東海地方は、この先、「危険」レベル、または「厳重警戒」レベルの日がほとんどです。強い日差しと気温の高い状態が続くため、熱中症に警戒が必要ですし、また、今後、水不足が心配されます。
今一度、日々の生活の中で水の使い方を見直してみましょう。毎日の歯磨きの時、皆さんは水をとめていますか!?出しっぱなしにせず、こまめに水をとめましょう。食事の後片付け時は、油汚れなどの頑固な汚れは、新聞紙などで拭き取ってから水洗いをすれば、多少水を節約することができます。また、洗濯は、お風呂の残り湯を使えば、水温も高く汚れもよく落ちます。きょうから水に対し、少し意識を持って、大切に使ってみましょう。