東海地方に活発な雨雲 あす4日にかけて突風や落雷に注意
東海地方 所々で強い雨を観測
秋雨前線が本州南岸に停滞し、また、上空には寒気が流れ込み、東海地方では大気の状態が非常に不安定となっています。
14時現在も、東海地方の広い範囲に活発な雨雲がかかり、14時までの1時間に三重県鳥羽市で28.0ミリ、愛知県の伊良湖(田原市)で20.0ミリの強い雨を観測しています。
今夜からあす4日にかけても、断続的に雨となり、局地的に激しい雨の降る所があるでしょう。これは、道路が一気に川のようになるくらいの雨の降り方です。
雨の降り方に危険を感じたら、雨雲レーダーや気象情報を確認するようにしましょう。竜巻などの激しい突風や落雷などにも注意が必要です。
また、短い時間に大量の雨が降るおそれがあるため、普段流れの遅い河川や用水路でも、一気に水かさが増し、流れが速くなったりするため、絶対に近づかないようにして下さい。
雨水はアンダーパスに流れ込むため、すぐに冠水します。車が水没して故障し、車内に取り残されると非常に危険なため、無理をして通らず迂回するなどの対応をとるようにして下さい。
5日(日)は、前線がやや南下するため、雨のエリアは海上が中心となるでしょう。概ね曇りとなりますが、雨の降る所もありそうです。
東海地方 短い周期で天気が変わる 徐々に秋らしく
また、気温は少しずつ秋らしさが増し、真夏日となる日は少ない見込みです。週の中頃は最高気温が25度前後と、10月上旬~中旬並となりそうです。また、最低気温は20度前後の日もあり、朝晩は涼しく感じられる日もあるでしょう。季節の変わり目ですので、体調を崩さないよう気をつけて下さい。