東海地方 あす17日(火)以降、再び大雨の所も 土砂災害に警戒を
あす17日(火)以降、再び激しい雨に警戒
静岡県の御殿場市で624.0ミリ、岐阜県の萩原(下呂市)で468.0ミリ、愛知県の茶臼山(豊根村)で306.0ミリ、三重県の北勢(いなべ市)で268.0ミリを観測し、記録的な大雨となっています。
御殿場市では、8月の平年の1か月分の降水量(247.5ミリ)の、2.5倍の雨が数日の間に降っています。東海地方の山地を中心に雨量がかなり多くなっており、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があります。少しの雨でも土砂災害が発生する危険性がありますので、今後も警戒が必要です。
土砂災害の前兆は、斜面のひび割れ、異様な音・におい、湧き水が止まる、濁った水が噴き出すなどです。不安を感じたら、安全な場所へ速やかに避難するようにして下さい。
今夜にかけても、雨が降ったり止んだりするでしょう。あす17日(火)以降は、湿った空気の流れ込みが強まり、前線の活動が活発になる見込みです。1時間に30ミリ以上の激しい雨や雷雨となり、再び大雨となる恐れがあります。18日(水)にかけても断続的に雨となり、雨量は更に増えるでしょう。