東北北部は22日頃まで大雨警戒 東北南部も急な雷雨と危険な暑さに 2週間天気
2024年07月19日17:46
20日(土)~26日(金)大雨と猛暑に警戒
梅雨前線が停滞しやすいためです。今夜から明日(20日)夕方にかけては、局地的に雷を伴って、バケツをひっくり返したような雨が降るでしょう。すでに地盤が緩んでいます。土砂災害や川の氾濫、アンダーパスの浸水などに警戒してください。
東北南部も土日を中心に大気の状態が不安定で、突然の雨や雷雨の恐れがあります。
23日(火)頃には東北南部で梅雨明けの可能性がありますが、その後も夏空は長く続かないでしょう。こまめに気象情報を確認してください。
一方、暑さは厳しくなります。
来週は35℃以上の猛暑日が福島や仙台でも予想され、夜間も広い範囲で25℃以上の熱帯夜になるでしょう。
寝苦しくなるため熱中症の危険がより高まります。食事や睡眠環境を整えて、こまめな水分補給を心がけましょう。
屋外レジャーは天気急変に注意
山では雷雨の危険があるため、事前に気象情報を確認のうえ、山に入るか慎重に判断をして下さい。
万が一に備えて、避難できる山小屋の位置なども事前に把握しておきましょう。
海でも落雷は感電の恐れが高く、非常に危険です。
少しでも雷の音がしたら、すぐに海から上がって車や頑丈な建物に避難しましょう。
川では、晴れていても上流部の大雨で水位が急に高くなることがあります。
中州には入らず、テントを張る際は川から十分に距離をとりましょう。
最新の雨雲レーダーを確認して、上流部も含めた実況や今後の予想を確認しましょう。
27日(土)~8月1日(木) 北部は長雨 南部は戻り梅雨
東北北部の梅雨明けは8月上旬に持ち越しとなりそうで、東北南部も梅雨が明けたとしても戻り梅雨がありそうです。
東北の夏祭りシーズンが近づく頃ですが、空模様を気にしながらの準備となりそうです。
暑さのピークは一旦過ぎる見通しですが、それでも湿度が高く不快な暑さの日が続くでしょう。
熱中症には引き続き注意してお過ごしください。