秋田 旭川ダムで緊急放流開始 岩見ダムも21時より開始予定 浸水被害拡大の恐れ
各地で緊急放流 氾濫や浸水害が急激に拡大する恐れ
緊急放流は、ダムにためられる水の量が限界に達し、ダムに流れこむ上流からの水をそのまま下流へ流すことです。下流の河川では氾濫の危険が一段と高まる非常事態です。
旭川は、すでに氾濫している太平川の流域へそそぎ、その途中で秋田駅付近を流れていきます。浸水害が広がっている秋田市中心部では、このあとさらに浸水エリアが拡大する恐れがあり、厳重な警戒が必要です。
また、秋田県によると午後7時30分現在、同様に緊急放流を開始している
八峰町の水沢ダム(水沢川 午後0時44分~)
上小阿仁村の萩形ダム(小阿仁川 午後7時~)のほか、
午後9時からは秋田市河辺の岩見ダム(三内川)でも緊急放流を開始する予定です。各地で氾濫や浸水害が広がる恐れがあります。
避難は少しでも高い所へ
川や崖から離れた頑丈な建物の2階以上の部屋へ避難するなど、少しでも命を守れる行動をとってください。