10日 秋晴れからの夜遅く雨 台風の影響じわじわ
台風 今後の進路
台風は、日本の南で次第に北のち北東に進路を変えて、非常に強い勢力を保ったまま、12日から13日にかけて西日本から東日本に接近し、上陸するおそれがあります。
10日の天気 日中は広く晴れるが、夜遅くから雨が降り出す所も
午後になると徐々に台風の影響が出てきます。関東から四国地方の太平洋側を中心に雲が出始め、夜遅くになると、関東甲信地方や東海、九州の一部地域では、沿岸部から次第に雨が降り出すと予想されています。これらの地域にお住まいでお帰りが遅くなる方は、傘マークがついていなくても、念のため傘をお持ちください。
伊豆諸島は夜から大気の状態が不安定となり、落雷や短時間で強い雨が降る可能性もあります。ご注意下さい。
風や波の影響もじわじわ
小笠原諸島では、すでに風が強く吹き始めていますが、あす10日にかけて最大風速23メートル、最大瞬間風速35メートルの非常に強い風が吹く可能性があります。
また、小笠原諸島と大東島地方では、海は大しけとなるでしょう。10メートルの波も予想されています。九州南部、奄美地方、近畿地方、四国地方、伊豆諸島でも、台風の接近に伴って次第に波が高くなるでしょう。
これらの地域では、10日からうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。
台風15号の被災地にも影響のおそれ 備えはあす日中までに
太平洋側の広い範囲を中心に、12日から13日をピークに、暴風や警報級の大雨となるおそれがあります。
特に、先月9月に台風15号で被害を受けた千葉県や伊豆諸島にお住まいの方は、雨が降り出す前のあす日中までに、台風に備えた準備をするようになさって下さい。