17日以降 日本海側で再び大雪の恐れ 交通機関の乱れなど警戒 2週間天気
日本海側は今週末は束の間の晴天 17日(月)から強烈寒波
15日(土)~16日(日)は南岸低気圧の影響で、西~東日本の太平洋側を中心に雨の所があるでしょう。一方で、北陸や北日本は天気が回復して、束の間の晴天となりそうです。
17日(月)以降は強烈な寒波が襲来して、長くとどまる見込みです。日本海側では広く雪で、特に北陸や東北では降雪量が多くなるでしょう。来週の後半は東海や四国など太平洋側にも雪雲が流れ込む所がありそうです。先週末のように名古屋などでも積雪となる可能性があります。
関東などは来週は安定した晴天が続くものの、18日(火)頃からは一気に気温が下がり、厳しい寒さになるでしょう。今日のように北風が強まる日もありそうです。
2月下旬も日本海側は雪が続く 3連休は大雪の恐れも
晴れる関東から西の太平洋側でも気温の低い状態がしばらく続きそうです。名古屋や大阪、福岡では3連休の最高気温が10℃以下の予想です。空気の乾燥も続くため、風邪やインフルエンザなど体調管理にも注意が必要です。
3連休が明ける25日(火)頃になると、ようやく寒気が退く見込みで、各地の大雪や厳しい寒さは解消してくるでしょう。26日(水)は東京や福岡で15℃くらいまで上がり、ポカポカ陽気になりそうです。
長引く寒波のリスク 大雪や低温がもたらす影響は?
(1)停電
倒木や雪の重みで電線が切れることで発生する恐れがあります。停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。
(2)水道凍結
最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります。事前に、水道管の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。
(3)商品の品薄
交通網マヒによる物流遅延により発生する可能性があります。事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。
また、先週の大雪で傷んだ家屋が次の大雪で倒壊する恐れもあります。古い雪の上に新しい雪が大量に積もることで「表層雪崩」が発生するリスクも高まります。
天気が回復する今週末になるべく除雪を済ませておくとよさそうです。その際は2人以上で声を掛け合い、こまめに休憩をとるなど事故防止を心がけてください。