花粉情報 関東以西はヒノキ花粉が増え始める 東北はスギ花粉が「非常に多い」
関東以西 スギ花粉はそろそろ終盤 ヒノキ花粉へ移行中
明日25日の花粉飛散予測マップを見ても、関東や九州などはヒノキ花粉の飛散が多くなっています。スギ花粉も減少傾向ではあるものの、関東や東海などではまだかなり多く飛ぶ見込みです。
一方、東北にはヒノキがほとんどないため、スギ花粉が中心です。明日もスギ花粉が非常に多く飛ぶ所が多いでしょう。
雨の後に大量飛散
29日は再び雨の降る所が多いため、花粉が減る傾向ですが、関東や東海などはそれでも「多い」レベルです。雨でも油断せずにしっかり対策をしてください。
近畿~九州はこの先「非常に多い」日はありませんが、雨の翌日は多めに飛ぶ予想です。
花粉が飛びやすい条件は?
①「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。
②「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。
③「雨の翌日以降や気温の高い日が2~3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2~3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。
花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。