黄砂情報 那覇は2日連続で観測 週末は北海道~九州まで広く飛来予想
那覇で2日連続で黄砂観測 12月としては13年ぶり
午前9時過ぎの気象衛星画像を見ると、朝鮮半島付近から日本海にかけて、黄砂とみられる薄い茶色のエリアが広がってきているのが確認できます。今日この後も少しずつ東へと移動して、本州付近に近づく可能性があります。
週末は北海道~九州で広く黄砂飛来
週末の黄砂の予想では、明日9日は北海道や東北に飛来する見込みです。その後は黄砂のエリアが南下して、明後日10日には東~西日本で飛来する可能性があります。
濃度はあまり高い予想ではありませんが、洗濯物や車に付着する恐れがあるので、十分ご注意ください。心配な方は洗濯物を部屋干しした方がいいかもしれません。
黄砂はどこから飛んでくる?
黄砂は、上空の強い風によって、遠く離れた日本へも飛んできます。黄砂が最も多く観測されるのは、春(3~5月)で、時には、空が黄褐色に煙ることもあります。また、黄砂は秋に飛んでくることもあり、稀に冬場でも観測されます。日本で、黄砂が観測される回数が多いのは西日本ですが、東日本や北日本など広い範囲で黄砂が飛ぶこともあるのです。
黄砂の影響は、量が少ないと、遠くの景色がぼんやりかすむ程度ですが、黄砂の量が増えるにつれて、車や洗濯物などが汚れてしまったり、小型航空機の運航に影響がでたりすることもあります。黄砂が予想される場合は、注意が必要です。