きょう18日 関東甲信や東北で危険な暑さ 熱中症に厳重警戒
東京都心は今年20回目の猛暑日か
予想最高気温は東京都心で35℃と、今年20回目の猛暑日となる可能性があります。甲府市や埼玉県熊谷市などでは37℃まで上がる予想です。前橋市、宇都宮市、長野市、福島市などは36℃と体温並みの暑さとなるでしょう。
東海から西でも一部では猛烈な暑さになり、最高気温が35℃以上の猛暑日は全国で100地点近くになりそうです。東北、関東甲信、北陸、中国、四国、九州には熱中症警戒アラートが発表されている所があります。
熱中症情報 北海道~沖縄まで「危険」や「厳重警戒」
熱中症は、気温の高さだけでなはなく、湿度の高いことでもリスクが上がります。きょう18日は西日本では猛暑日の所は少ないものの、湿度がかなり高いため「危険」や「厳重警戒」となっています。予想最高気温だけではなく、熱中症情報などをしっかり確認して、暑さ対策をしてください。
熱中症対策グッズで快適に
①ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
②日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。
熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。