スギ花粉 増えるタイミングは「昼」と「夕方」 関東~九州はピーク続く
関東~九州 きょう(4日)夕方に大量飛散
これから夕方にかけて帰宅する際や、洗濯物を取り込む際などは、しっかり払い落すようにしてください。
また、関東や九州などではスギ花粉に交じってヒノキ花粉も微量ながら飛び始めています。症状の出る方はしっかり対策をしてください。
「昼」と「夕方」に多く飛ぶ花粉
これは早朝、日の出とともに雄花が開き、放出された花粉が風に乗って都市部にやってくるタイミングが「正午ごろ」であること、そして日中、上空高くまで舞い上がった花粉は日没のタイミングで地表付近まで降りてくるためと考えられています。
また、スギ林の多い地域では、時間によらず一日を通して大量に飛ぶこともあるので、油断はできません。
今年は特にスギ花粉の飛散量が顕著に多くなっています。東京都アレルギー情報naviによると、青梅市で3月2日に3000個以上/cm2の花粉を観測しました。花粉が多い年でも、これだけ多く飛ぶことはめったにありません。
まだまだ続く花粉シーズン
関東~九州は、あす(5日)以降も花粉が大量に飛ぶ日がほとんどです。仙台など東北でも、あさって(6日)からは「非常に多い」予想が出ています。
今年は花粉の飛散量が例年以上に多く、ピークも長引く可能性があり、いつも以上に対策期間が長くなりそうです。これまで症状の出なかった人も、しっかり対策をした方がいいかもしれません。