1か月予報 気温が高めの傾向に 3月は桜の蕾が一気に成長か
暖気が主役 日本海側の雪も「少ない」
降水量は、西日本の日本海側や沖縄、奄美で平年並みか少なく、そのほかは平年並みでしょう。
降雪量は、北日本から東日本の日本海側で平年より少ない予想です。ただ、積雪が多く残る地域では、気温の上昇に伴う融雪災害などに注意が必要です。
数値予報モデルによる計算結果では、地上の気圧配置は等圧線の間隔が広く、冬型の気圧配置が続かないことを示しています。また、上空約1500メートルの気温は、北海道~九州まで平年を上回る傾向で、寒気があまり南下してこない予想となっています。
3月は桜の蕾膨らむ 一時的な寒の戻りには注意
2週目(2月25日~3月3日)は、北日本や東日本で平年より高く、西日本も平年並みか高いでしょう。沖縄や奄美は平年並みの見込みです。
3週目(3月4日~3月17日)は、北海道~九州で平年並みか高い予想です。沖縄や奄美は平年並みでしょう。3月に入ると西日本や東日本は桜の蕾が一気に膨らみ、春が足早にやってきそうです。
ただ、季節の変わり目で、気温の変化が大きくなる時期があり、一時的な「寒の戻り」もあるでしょう。こまめに予想気温をチェックして、体調を崩さないようにしてください。