今夜~あす(19日) 大気の状態が非常に不安定 各地で急な激しい雷雨の恐れ
今夜は関東南部で激しい雨 そのほかも局地的に雨雲発達中
また、午後5時現在、北海道や山陰、沖縄などでも局地的に雨雲が発達して、落雷を観測している所もあります。今夜にかけて所々でカミナリを伴った強い雨が降るでしょう。
特に沖縄本島は、これまで大雨となっているので、土砂災害や川の氾濫などに厳重な警戒が必要です。
あす19日 北海道~関東北部で急な激しい雷雨の恐れ
北海道や東北、関東北部などでは、午後から局地的に雨雲やカミナリ雲が急発達するでしょう。突然の激しい雨によって道路が冠水したり、落雷や竜巻などの突風によって停電や倒木が発生する恐れがあります。大粒のひょうが降ってくる可能性もあるため、十分な注意が必要です。
竜巻をもたらす積乱雲 前触れは?
ただ、屋外にいる時など「竜巻注意情報」や「雷注意報」の情報を得ることができない場合もあります。竜巻が発生するのは「発達した積乱雲の下」ですので、普段から、積乱雲が近づく前触れを覚えておきましょう。
①ゴロゴロという雷の音が聞こえたり、雷の光が見えたりする。
②ヒヤッとした冷たい風が吹く。
③日中なのに真っ黒い雲が近づき、周囲が急に暗くなる。
また、大粒の雨が降りだしたり、ひょうが降りだしたりします。竜巻の前に、これらの前触れが必ず発生するとは限りませんが、早めに異変に気付くことが大切です。たとえ竜巻が発生しなくても、発達した積乱雲の近くでは、落雷やひょうなどでけがをする恐れがあります。少しでも異変を感じたら、早めの避難が必要です。
あす19日 暑さにも注意
各地とも湿度が高く、かなりの蒸し暑さとなりそうです。汗が乾きにくく、熱が体にこもりやすくなるので、熱中症の危険性が高まります。こまめに水分や休憩をとって、無理なくお過ごしください。