週末 低気圧発達 春の嵐から冬の嵐へ 西日本は今年初めて黄砂飛来か
あす5日 各地で南風強く、北日本は雨や湿った雪
北海道は湿った大雪となる所があり、特に東部で積雪が増える恐れがあります。暴風も吹き荒れるので、着雪や倒木による停電などに注意が必要です。
東北は日中、雨の降る所が多く、融雪が進みそうです。積雪の多い所では、なだれや屋根からの落雪などに十分ご注意ください。夕方以降は次第に雪に変わり、吹雪く所があるでしょう。
関東から九州は晴れる所が多いですが、南風が強めに吹いて、平年を上回る暖かさとなるでしょう。ただ、近畿から九州は午後から寒気が流れ込み、気温が下がりそうです。
あさって6日 寒気強まり、北日本で大雪や猛吹雪
北海道や東北、北陸は雪や風が強く、特に北海道では大雪や猛吹雪となる恐れがあります。交通機関の乱れなどに十分ご注意ください。堅くなった雪の上に軽い雪が降り積もるため、速度の速い表層なだれが発生しやすくなります。
関東から九州は、引き続き晴れますが、気温は大幅に下がる所があるでしょう。寒暖差で体調を崩さないよう、お気をつけください。
西日本は黄砂に注意
きょう(4日)は、中国で黄砂によって見通しがかなり悪くなっている所があります。あすにはこの黄砂が西日本まで飛んでくる予想で、視程が10キロ未満になる所がある見込みです。屋外では洗濯物や車に黄砂が付着する恐れがあるので、十分な注意が必要です。
今の所、黄砂が飛ぶ時間は短い予想ですが、仮に視程が5キロ未満となった場合は、航空機など交通に影響が出る可能性があります。