あす5日の花粉情報 関東から九州は「少ない」も油断禁物 早めの対策を
飛散開始前でも微量の花粉は飛ぶ
花粉の飛散開始日の基準は、1平方センチメートルあたり1個以上の花粉を2日連続して観測した場合の最初の日です。つまり、花粉が1個以上観測されても1日だけでは飛散開始となりません。実際に、飛散開始前に1個以上が1日だけ観測されることがしばしばあります。
今年の花粉 飛ぶ量はどのくらい?
今年の花粉の飛ぶ量は、北日本や東日本、九州などで前シーズン並みか多い傾向です。特に北海道、青森県、新潟県、石川県、佐賀県は前シーズンの2倍以上の花粉が予想されます。前シーズンは症状が弱かった方も万全な花粉症対策が必要になりそうです。
花粉の飛ぶ量はどうやって決まる?
昨年2021年の夏(6~8月)は、北海道や東北、北陸、関東などで気温が平年を上回り、日照時間も平年より多くなりました。このことが今年の花粉の飛散量に大きく影響していると考えられます。