九州 台風6号の影響 猛暑と高波 宮崎県は大雨・すでに総雨量200ミリ超も
宮崎県延岡市や宮崎市 降り始めからの雨量200ミリ超
九州の太平洋側は、先月29日から断続的に雨が降り、宮崎県延岡市北方や宮崎市多野は、29日の降り始めからの雨量がすでに200ミリを超えています。
きょう2日も、宮崎県など太平洋側を中心に雨が降りやすく、雷を伴い激しく降る所があるでしょう。宮崎県はこれまでの大雨で地盤が緩み、土砂災害の危険が高くなっている所がありますのでご注意下さい。
一方、九州北西部の福岡県や佐賀県、長崎県、熊本県は南東風が九州山地を越えことるよるフェーン現象の影響で、きょうもかなり高温となり、体温を超える危険な暑さになる所があります。熱中症に厳重な警戒が必要です。
海上はうねりを伴う高波に注意
海のレジャーなどは控えた方が良いでしょう。
動きの遅い台風6号の影響で、海上はしばらくうねりを伴った高波が続きますのでご注意下さい。
台風6号の動き
この後も勢力を保ったまま西寄りに進み、4日(金)頃から次第に向きを東から北東へ変え、東シナ海で動きが遅くなる見込みです。
台風6号は、夏台風特有の動きが遅く複雑な動きをする迷走台風です。その後の進路はまだ分かりませんが、来週は台風6号が九州へ近づくおそれもありますので、台風への備えを確認しておきましょう。