九州 山国川上流部は氾濫のおそれ 線状降水帯発生しやすい状況続く 厳重警戒を
山国川上流部 氾濫のおそれ
大分県の山国川上流部は、19日午後9時45分現在、氾濫危険水位に達し、氾濫のおそれがあります。
近くの頑丈な建物へ移動、外にでるのが危険な場合は、建物の2階以上や崖や斜面から離れた部屋へ避難したり、状況に応じて、身の安全を確保して下さい。避難行動そのものが危険になっているところでは、室内のできるだけ安全な場所に移動するなど、最大限の警戒を行ってください。
大きな河川の周辺の中小河川でも遅れて、急激に水位が上昇することがあります。増水した川に近づかないようにしましょう。
土砂災害の危険度
活発な雨雲 九州南下
19日午前11時15分現在、活発な雨雲のラインが熊本県から宮崎県にかけて延びており、所々で激しい雨を降っています。
このあと、前線に伴う活発な雨雲はゆっくりと九州を南下する見込みです。上空の風が弱いため雨雲の動きは遅く、同じような場所に雨雲が留まれば集中豪雨をもたらし、甚大な災害につながるケースがあります。
九州は、午後も雨の降り方に厳重な警戒が必要です。