2週間天気 東北は20日頃にかけて再び大雨の恐れ 土砂災害や浸水害に警戒
前半(18日~24日):東北は20日頃にかけて大雨の恐れ
東北は、梅雨前線の影響で20日(木)頃にかけて局地的に激しい雨が降り、再び大雨となる恐れがあります。これまでの記録的な大雨で地盤の緩んでいる所があるため、引き続き、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
19日(水)から20日(木)頃は梅雨前線が本州付近を南下するため、北陸から九州でも広く雨が降るでしょう。
21日(金)以降は、日本付近に高気圧が張り出すため、晴れる所が多い見込みです。関東甲信や東海、近畿などは、このタイミングで梅雨明けするかもしれません。ただ、九州は、高気圧のふちを回って暖かく湿った空気が流れ込むため、雨が降りやすいでしょう。
最高気温は、19日(水)以降も平年並みか平年より高い日が多い見込みです。夏休みに入って、屋外でのレジャーを予定されている方は、強い日差しを避けたり、こまめに水分を補給するなど、暑さで体調を崩さないようにお気をつけください。
後半:(25日~30日): 関東から九州は晴れて猛烈な暑さ
最高気温は、平年より高い日が多いでしょう。関東から九州は、猛烈な暑さの日が多くなりそうです。室内で過ごす場合も、冷房を適切に使用し、こまめに水分をとるなど、万全な熱中症対策が必要です。また、夜にかけてもあまり気温が下がらないため、夜間の熱中症にもご注意ください。
熱中症予防のポイント
① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。