きょう17日の関東甲信 体温超えの危険な暑さが続く 午後は天気急変に注意
午後は内陸部で雷雨
ただ、午後は大気の状態が不安定となるため、群馬県や栃木県など北部や、秩父地方や多摩方面など内陸部を中心に、所々で雨や雷雨がありそうです。雷を伴って、道路が川のようになるほど激しい雨の降る所があるでしょう。晴れていても、天気の急な変化にご注意ください。
屋外で落雷から身を守るには
周囲に建物や車がなく、避難できない場合は、頭をなるべく低くして、両手で耳をふさいで、しゃがみましょう。この時、重要なのが、両足のかかとをつけて、つま先立ちで姿勢を保つことです。両足のかかとをつけることで、万が一、地面を伝って体に電流が侵入しても、上半身まで伝わることなく、反対側の足から電流を流すことができます。また、つま先立ちをすることで、地面と接する部分を小さくできるため、足元から侵入する電流を最小限にすることができます。通電の可能性が高くなるので、地面に寝転んだり、腹ばいになったりしないようにしましょう。
関東甲信全域に「熱中症警戒アラート」 万全な対策を
関東甲信全域に「熱中症警戒アラート」が発表されていて、熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予想されます。暑い時間帯はできるだけ外出を避け、屋内をエアコンなどで涼しい環境にしてお過ごしください。屋外で活動するのは危険な暑さです。屋外のレジャーを予定されている方は、普段以上に、こまめな水部補給や休憩をとり、無理のないようになさってください。たくさん汗をかいたら、水分だけでなく、適度に塩分も補給しましょう。
熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は
①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。